【保存版】ビジネスメールの基本マナー|今日から信頼されるメール術と例文集

ビジネス

はじめに

社会人にとって ビジネスメールは信頼を築くための必須スキル です。
どんなに内容が良くても、マナーを欠けば「失礼な人」「雑な人」という印象を与えてしまいます。

逆に、基本を押さえたメールは「できる人」「安心して任せられる人」という評価につながります。
この記事では 今すぐ実践できるビジネスメールの基本マナー を例文付きで解説します。

また、本文中でよく使う専門用語については、ビジネス用語集 にもまとめていますので、併せてご活用ください。


1. 件名は一目で内容がわかるように

メールは件名で判断されるため、簡潔かつ具体的に書きましょう。

✅ 良い例

  • 【資料送付】9月24日会議用
  • 【確認依頼】新規契約書のドラフト

❌ 悪い例

  • ご相談があります
  • 無題

2. 宛名と挨拶で丁寧さを示す

冒頭は「会社名+部署+氏名+様」を正しく記載し、その後に挨拶を入れるのが基本です。

✅ 宛名+挨拶例

株式会社○○
営業部 田中様

いつも大変お世話になっております。
株式会社△△の佐藤でございます。

3. 本文は「結論→理由→補足」でわかりやすく

長文になりすぎないようにし、冒頭に結論を書くと相手に伝わりやすいです。

✅ 例文

打ち合わせの件につきまして、9月24日(火)15時より弊社にてお願いしたく存じます。  
詳細は添付資料をご確認ください。

4. 結びの言葉と署名は信頼の証

最後に丁寧な結びの言葉と署名を添えることで、誠意と信頼感が伝わります。

✅ よく使う結び

  • 何卒よろしくお願いいたします。
  • ご確認のほどお願い申し上げます。

✅ 署名例

――――――――――――――――――
株式会社△△
営業部 佐藤 太郎
TEL:03-1234-5678
Mail:taro.sato@△△.co.jp
――――――――――――――――――

5. 細かいマナーで差がつくポイント

  • 添付ファイルは必ず本文で「添付しました」と明記
  • 返信は基本24時間以内に行う
  • 不要な「!」や顔文字は使わない
  • CCは関係者に共有、BCCは一斉送信時にアドレスを隠す場合に使用(誤用すると情報漏洩につながるので要注意)

6. 今すぐ使える!メール例文集

① 依頼メール

件名:【ご依頼】新規キャンペーン資料作成について

株式会社○○
マーケティング部 山田様

いつも大変お世話になっております。
株式会社△△の佐藤でございます。

この度、新規キャンペーンの企画に伴い、御社の実績資料をご提供いただけますと幸いです。  
ご多用のところ恐縮ですが、9月30日(月)までにご送付いただければと存じます。  

何卒よろしくお願いいたします。

――――――――――――――――――
株式会社△△
営業部 佐藤 太郎
――――――――――――――――――

② 謝罪メール

件名:【お詫び】納品遅延の件について

株式会社○○
営業部 田中様

いつも大変お世話になっております。
株式会社△△の佐藤でございます。

この度は弊社の手違いにより納品が遅れましたこと、心よりお詫び申し上げます。  
本来であれば9月20日納品の予定でしたが、9月22日(月)に改めてお届けいたします。  

今後このようなことがないよう、管理体制を徹底してまいります。  
重ねてお詫び申し上げますとともに、引き続きご指導のほどお願い申し上げます。  

――――――――――――――――――
株式会社△△
営業部 佐藤 太郎
――――――――――――――――――

③ 日程調整メール

件名:【日程調整のお願い】打ち合わせについて

株式会社○○
開発部 鈴木様

いつもお世話になっております。
株式会社△△の佐藤でございます。

打ち合わせの日程につきまして、以下の候補日からご都合の良い日時をお知らせいただけますでしょうか。

・9月24日(火)15:00〜  
・9月25日(水)10:00〜  
・9月26日(木)14:00〜  

お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。  

――――――――――――――――――
株式会社△△
営業部 佐藤 太郎
――――――――――――――――――

まとめ

  • 件名は具体的に
  • 宛名・挨拶を丁寧に
  • 本文は「結論→理由→補足」
  • 結び・署名で信頼感を与える
  • CC/BCCなど細かいマナーにも注意
  • 「依頼・謝罪・日程調整」メール例文をそのまま使える

👉 今日から実践すれば、あなたのメールは「読む相手に安心感を与えるビジネスメール」に変わります。

さらに、用語の意味を確認したい場合は ビジネス用語集 をチェックするのがおすすめです。

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